大商ニュース連載企画「CHANGE FASHION」大阪・関西万博を機に、共創しながら繊維・ファッション産業の未来に向けて挑戦する出展企業17社を紹介します。
第4回目は北高株式会社さん!インタビューに対応いただいたのは、代表取締役社長の高山茂也さんです!


「船場の繊維企業は、企業間の横連携が進めば、さらに強みを発揮できるはず」。北高(大阪市)が大阪ヘルスケアパビリオン出展に取り組んでいるのは、このような想いからだ。

北高は、「テキスタイルコンバーター」と呼ばれる自社では製造施設を持たない生地製造卸業。あらかじめ顧客のニーズを予想し生産することで、顧客が必要とするタイミングで迅速に生地を提供することができる。同社が手掛けるプリント生地は特に流行サイクルが早く、次に顧客が必要とする布地を的確に予想することがビジネスの鍵となる。

同社は、関西ファッション連合テキスタイル部会が推進する「船場テキスタイル」にも積極的に参画してきた。「船場テキスタイル」は、船場の繊維企業が連携して商品の開発、生産だけでなく、ブランディングまで手掛ける取り組み。
同社の高山茂也代表取締役社長は、「船場の繊維企業は、これまで、各社の得意分野を伸ばし、『棲み分ける』ことで成長してきた。これからは加えて、企業間の協力で不得意分野をカバーすることができれば、地域ブランドとしての『船場』を国内外の新市場により強く発信できるはず」と期待を語る。

大阪・関西万博では、自社のプリント生地を使用し共創しながら、船場の繊維企業が日本に持ち込んだ「ビリケン」をシンボルに、「船場テキスタイル」をアピールする。
高山氏は「みんなで儲かることが大切。経済成長もできる持続的なまちを実現したい。」と将来を見据える。

「船場テキスタイル」の説明資料を手に持つ高山茂也社長