大商ニュース連載企画「CHANGE FASHION」大阪・関西万博を機に、共創しながら繊維・ファッション産業の未来に向けて挑戦する出展企業17社を紹介します。
第5回目は株式会社桃谷順天館さん!インタビューに対応いただいたのは、桃谷総合文化研究所長の杉野哲造さんです!
今や、女性のみならず男性も生活に欠かせない化粧水。その先駆けを手掛けたのが大阪の老舗企業であることをご存知だろうか。
桃谷順天館(大阪市)は1885年に創業した化粧品を企画・製造する企業。同社の超ロングセラー化粧水「にきびとり美顔水」は、化学遺産にも登録されている。
このような長い歴史を有する企業であるが、更なる飛躍のため、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいる。社長直轄部署として「桃谷総合文化研究所」を設置、インターンシップ生の受け入れや、他業種との連携を通じ、新規事業開発に挑戦している。
そのような取り組みの中で生まれたのが、着用するだけで肌にうるおいを与える「モイストファイバー」。繊維企業との共同研究により誕生したこの繊維は、化粧水成分を練り込んであり、肌の常在菌の集まり「スキンフローラ」に作用する。
杉野哲造桃谷総合文化研究所長は「肌に直接ふれるという意味では、繊維も化粧水も同じ。その両方の技術で肌の悩みを少しでも解決出来れば。」と語る。
大阪・関西万博では「モイストファイバー」を使用した衣服の他、自社の調香技術を生かした「香りをまとうファッション」も共創する。記憶と結びつきやすい「香り」をファッションに取り入れることで、短時間で強い印象を与える展示とする。例えば、関西各地の観光地の「香り」用いることで、来場者へ地域の魅力もアピールすることもできる。
杉野氏は「当社の使命は『美しさ』の追求だけではない。肌に悩みを抱える人も自信が持てるよう多様な方法で背中を押し続けたい。」と挑み続ける。

【編集後記】
杉野さんは今はオープンイノベーションを担当されていますが、昔は製品開発の研究員さんだったそう!
当時開発したものをお伺いすると、なんと、私が愛用しているピーリングジェルを開発されていました!
身近なところからいつもお世話になっております(笑) 同社のヒット商品で、お肌がスベスベになるのでとってもおすすめです!
桃谷順天館さんはOEMもされていますので、みなさんが普段使っておられる化粧水も気づかないうちに同社のものが多いかも?ぜひ、いつも使っている化粧水のメーカーを確認してください(^^♪
担当者:びわ子